アパレル・ファッション業界におすすめの転職サイト7選【2023年最新】

アパレル・ファッション業界への転職を考える際には、転職サイトを有効活用することがポイントです。しかし、「どんな転職サイトを使うべきか分からない」というケースも多く、なかなか転職活動を進められない人も珍しくありません。本記事では、アパレル・ファッション業界への転職時におすすめの転職サイトと、転職のコツを紹介します。

アパレル・ファッション業界におすすめの転職サイト7選

アパレル・ファッション業界への転職を検討するのなら、以下で紹介する転職サイトの利用がおすすめです。各転職サイトの特徴やメリットを、それぞれ解説します。

READYTOFASHION

「READYTOFASHION」は、アパレル・ファッション業界への転職に特化した支援サイトです。アパレル・ファッションに属するあらゆる求人情報が掲載されているため、情報収集に役立ちます。プロフィールを登録することで企業からスカウトを受けられるため、無料登録をしておくだけでもメリットがあります。

• 会社名：株式会社 READY TO FASHION
• 有料職業紹介事業：13-ユ-310817
• URL：READYTOFASHION

クリーデンス

「クリーデンス」は、アパレル・ファッション業界に特化した求人を掲載している転職サービスです。運営はdodaなどで有名なパーソルであるため、豊富な求人情報を閲覧できます。エージェント型のサービスなので、転職活動で困ったときには気軽に相談も可能です。

• 会社名：パーソルキャリア株式会社
• 有料職業紹介事業：13-ユ-304785
• URL：クリーデンス

FashionHR

「FashionHR」は、企業が直接的な求人掲載を実施する「ブランド求人」と、人材紹介会社が情報を掲載する「エージェント求人」の2種類で構成されている転職サービスです。アパレル・ファッション関係の求人に特化していて、世界レベルのブランド求人にもアプローチが可能です。

• 会社名：株式会社キャリアインデックス
• 有料職業紹介事業：13-ユ-306711
• URL：FashionHR

iDA

「iDA」とは、アパレル・ファッションにプラスして、ラグジュアリー業界の求人に特化した転職サービスです。専任のコーディネーターによるアドバイスや、プロトレーナーによる無料研修の実施など、さまざまな方法で転職をサポートしています。

• 会社名：株式会社iDA
• 有料職業紹介事業：27-ユ-010145
• 一般労働派遣事業：派 27-010295
• URL：iDA

エラン

「エラン」は、アパレル・ファッション業界の新鋭から老舗まで幅広く網羅している転職サイトです。キャリアアドバイザーによって自分の経歴にあった求人を紹介してもらえるため、意外な仕事に巡り会える可能性にも期待されます。

• 会社名：株式会社エラン
• 有料職業紹介事業：13-ユ-312126
• 一般労働派遣事業：派 13-314818
• URL：エラン

アパレル転職なび

アパレル・ファッション業界への転職を目指すのなら、「アパレル転職なび」の理由もおすすめです。1万人以上の転職支援実績を持ち、模擬面接などによって転職の準備をサポートしてくれる点が特徴です。電話やメールでコンサルタントに相談できるサービスもあるため、まずは転職活動について話を聞いてもらうと良いでしょう。

• 会社名：株式会社シーエーセールススタッフ
• 有料職業紹介事業：13-ユ-040624
• 一般労働派遣事業：派 13-040737
• URL：アパレル転職なび

TWC

「TWC」は、アパレルやコスメに関する求人を掲載している転職サイトです。企業からスカウトを受けることができるほか、非公開求人の紹介や書類選考・面接におけるポイント解説などを実施しています。

• 会社名：株式会社スタッフブリッジ
• 有料職業紹介事業：24-ユ-300014
• URL：TWC

アパレル・ファッション業界の転職サイトの選び方

アパレル・ファッション業界に特化した転職サイトは多数あるため、事前に選び方を把握しておくこともポイントです。以下では、アパレル・ファッション業界に精通した転職サイトの選び方を紹介します。

求人数や求人の質から選ぶ

アパレル・ファッション業界に特化した転職サイトの利用時にも、求人の数や質は重要な選定要素になります。求人数が多いとそれだけ選択肢が増え、自分にあった転職先をみつけられる可能性が高まります。ハイエンドの求人や福利厚生の充実した求人など、質の高い情報が掲載されているサイトも参考になります。

サポート内容から選ぶ

転職サイトの多くは、さまざまなサポート体制を整えています。エージェントやキャリアアドバイザーによる転職方法のアドバイスや、面接の日程調整などを受けることで、効率良く転職活動を進められます。特に初めて転職をする場合には、サポートの充実度で選ぶのも1つの方法です。

アパレル特化型もしくは総合型の転職サイトから選ぶ

アパレル・ファッション業界への転職を決意している場合でも、「特化型」と「総合型」の両方の転職サイトを活用する方法がおすすめです。アパレル・ファッション業界に特化した転職サイトだけをみていると、視野が狭まって本当にやりたい仕事が分からなくなる可能性があります。総合型の転職サイトでもアパレル・ファッション業界の求人をチェックし、さまざまな仕事に目を向けることが重要です。

アパレル・ファッション業界で転職したい人が転職を成功させるための4つの注意点

アパレル・ファッション業界への転職を成功させるには、いくつかの注意点を踏まえて活動する必要があります。以下では、アパレル・ファッション業界への転職時に注意すべき4つのポイントを紹介します。

周囲に転職活動をしていることを悟られないようにする

転職活動をしていることは、周囲に悟られないように注意が必要です。同僚や上司に転職活動をしていることが知られると、人間関係が上手くいかなくなる可能性が高まります。「どうせ転職するのだから」と思われてしまうと、これまで通りに働けなくなるケースも懸念されます。

求人だけでなく店舗の雰囲気も知る

アパレル・ファッション業界への転職時には、求人情報だけでなく実際の店舗を確認して雰囲気をみておくこともポイントです。求人情報や掲載されている写真だけを参考にすると、いざ転職した際にイメージと異なる可能性があります。事前に店舗を来店して、店の雰囲気や店員の対応が自分にあうか確認しておきましょう。

自分のテイストに合う服を売っているか

アパレル・ファッション業界に転職するのなら、販売している商品が自分のテイストにマッチするかも重要な選定ポイントになります。自分の趣味とずれた商品を展開している場合、仕事をする際にお客様に魅力を伝えることが難しくなります。自分でも好きになれる商品を扱っている企業に転職することが、仕事を気持ち良く続けるポイントです。

福利厚生をよく確認する

アパレル・ファッション業界に限らず、転職時には企業の福利厚生をきちんと確認しましょう。家賃補助、食堂の設置、健康診断などの費用サポートなど、企業によっては充実した福利厚生を整えているケースがあります。給与やボーナスの金額だけをみるのではなく、生活を支援する福利厚生に力を入れているのかもチェックしてみましょう。

アパレル・ファッション業界の転職で転職サイトを利用する際に抑えておきたい5つのポイント

アパレル・ファッション業界への転職時に転職サイトを利用する際には、抑えておくべき5つのポイントがあります。以下では、それぞれのポイントの詳細について解説します。

基本情報に空白をつくらない

転職サイトに記入する基本情報の欄には、空白をつくらないように意識しましょう。空白をなくすことで多くの情報を転職サイトに提供できるため、エージェントや企業がマッチする求人を紹介しやすくなります。可能な限り入力できる項目は埋めて、自分の情報を伝えることが転職におけるポイントです。

希望条件は広めに設定することを心がける

転職における希望条件は、なるべく広めに設定します。希望条件が細かすぎると、条件を満たせる求人がみつからず、いつまでも応募できない状況に陥る可能性があります。妥協できない条件のみを記載し、ある程度は許容する姿勢で転職することが成功につながります。

スカウト機能を活用する

転職サイトによっては、企業から直接スカウトを受けられる機能が備わっています。こちらからアプローチしなくても、希望に沿った求人に出会える可能性が高まるため、積極的な利用がポイントです。

イベントには積極的に参加する

アパレル・ファッション業界に特化した転職サイトを集めて、転職イベントを開催するケースもあります。実際に転職サイトの担当者やアドバイザーと会って話す機会に恵まれるため、積極的に参加して情報収集をするのもポイントです。イベントに参加して自分の名前を覚えてもらえれば、その後もサイト側からの積極的なサポートに期待できます。

実際に自分でも店舗に足を運んでみる

アパレル・ファッション業界への転職を検討する際には、気になった求人の店舗に足を運んでみるのがおすすめです。実店舗の内装や接客を観察し、「ここで働きたい」と思えるか、自分の気持ちを確認してみると良いでしょう。事前に店舗の雰囲気を確認しておくことで、転職におけるミスマッチを防ぐことにもつながります。

アパレル・ファッション業界での転職後に後悔する例

せっかくアパレル・ファッション業界への転職に成功しても、状況によってはその結果を後悔する可能性もあります。以下では、アパレル・ファッション業界での転職後に後悔する要素・事例を紹介します。

年収が低い・昇給しない

年収が低く、いつまでも昇給する様子がないと、転職に成功しても後悔する可能性が高まります。アパレル・ファッション系の平均年収は、330万円程度となっています。国税庁の「令和3年分　民間給与実態統計調査」を参考にすると、給与所得者全体の平均給与は443万円（※参照：国税庁）です。アパレル・ファッション系の仕事と比較すると、かなり差があることが分かります。

収入などの待遇面は仕事のモチベーションに影響するため、年収の低さを理由に後悔するケースは多いです。

参照：国税庁https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2021.htm

職場の人間関係は良くない

アパレル・ファッション業界の職場は、人間関係が良くないケースも多いです。ノルマが厳しかったり、残業が極端に多かったりすると、人間関係にも悪影響が及ぶ可能性があります。転職した職場によっては、人間関係を理由に後悔するケースも懸念されます。

キャリアアップできない

アパレル・ファッション業界に転職した場合、キャリアアップが難しい可能性も高いです。販売員からMD（マーチャンダイザー）やバイヤーになれるケースは決して多くないため、いつまでも同じ仕事を続ける結果になることも考えられます。キャリアアップが困難だと感じたら、次の転職を見据えて資格の取得やスキルアップに力を入れるのも1つの対策です。

アパレル・ファッション業界での転職のQ&A

アパレル・ファッション業界への転職時には、さまざまな疑問に悩まされることでしょう。以下では、アパレル・ファッション業界での転職でよくあるQ&Aを紹介します。

どんな資格があれば有利？

アパレル・ファッション業界への転職時に、必須となる資格は特にありません。一方で、「ファッション販売能力検定」「ファッションビジネス能力検定」「色彩検定」「販売士（リテールマーケティング）検定」などの資格があると、就職時に注目される可能性があります。自分がやりたい仕事で必要になる資格を見極めて、取得を目指すのもおすすめです。

MDやプレスにはいつなれる？

MDやプレス（PR・広報）になるには、アパレル・ファッション業界である程度の勤続年数を重ねる必要があります。未経験から仕事を任されることはないため、まずは目の前の仕事をこなし、上司や会社からの評価を高めることを目指しましょう。

具体的に「◯年目からなれる」ということはないため、MDやプレスに必要なスキルを身につけてアピールすることが重要です。

未経験でもアパレル業界へ転職できる？

アパレル・ファッション業界は、未経験でも就職が可能です。業界全体が人手不足であるため、未経験でも積極的に採用する企業は多いです。しかし。未経験の場合には事前にアパレル・ファッション業界について調べ、仕事内容を把握するなどの準備が必要です。少しでも早く仕事に馴染めるように、情報収集を積極的に行いましょう。

年齢制限はある？

アパレル・ファッション業界への転職に、年齢制限を設けるケースは少ないです。年齢よりもその人のセンスや熱意をみることが多く、やる気をアピールできれば何歳からでも挑戦できる業界です。

アパレル・ファッション業界向け転職サイトの利用手順

アパレル・ファッション業界向けの転職サイトを使う際には、利用手順を事前に確認することがおすすめです。以下を参考に、アパレル・ファッション業界向けの転職サイトを利用する基本をチェックしてみてください。

転職サイトの登録ページから登録をする

まずは気になるアパレル・ファッション業界向けの転職サイトを探し、登録ページから自身の情報を登録します。基本的に無料であることがほとんどなので、とりあえず登録して求人情報を集めるのがおすすめです。

サイト内で求人を探す

登録後はサイト内を巡回し、魅力的な求人を探します。サイトによっては条件を絞って検索できたり、人気の求人をピックアップして紹介したりと、さまざまな方法でアピールしています。あらゆる情報源から求人を確認することが、自分にあう仕事をみつけるコツです。

応募する

転職サイト内に気になる求人をみつけたら、条件を確認して応募してみましょう。応募時には企業情報や採用条件をしっかりと確認し、ミスマッチにならないように注意が必要です。

面接を受ける

応募後の書類審査を通過すると、続いて企業との面接に進みます。転職サービスによっては、エージェントが面接の日程を調整してくれるケースもあります。仕事をしながら転職活動をする場合などは、エージェントの支援を有効活用するのがポイントです。

内定をいただく

面接の結果を加味して企業が自分を認めてくれれば、内定を得られます。内定が出たらあらためて労働条件を確認し、問題がないことを確認したうえで入社の準備をします。労働条件をきちんと確認しないと、転職してから後悔する可能性が高まります。給与、休日、賞与、勤務地などの情報は、しっかりと確認しておきましょう。

まとめ

アパレル・ファッション業界は、現在も人手不足に悩んでいる業界の1つです。そのため未経験や他業種からの転職者も、積極的に採用する傾向にあります。この機会にアパレル・ファッション業界に特化した転職サイト・サービスを、転職における注意点やポイントとあわせて確認してみてください。

まずは情報収集を徹底して行い、アパレル・ファッション業界への転職に必要なスキルや能力を確認することから始めるのもおすすめです。