「早急」って正しく読める?間違いがちなビジネス漢字3つ
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漢字の読み方って難しいですよね。ビジネスシーンでよく見かける漢字で、実はずっと間違えて読んでいたなんてことがあるかも!? 今回は、勘違いしがちな漢字の読み方を3つをご紹介します。
重複(ちょうふく)
間違えている人がとても多い漢字の一つが「重複」です。
「重複したデータを削除する」など、普段仕事でよく使う単語ですよね。皆さんは「ちょうふく」と正しく読めていますか?
この「重複」、最近では「じゅうふく」も可とされていて、「じゅうふく」をパソコンで変換しても正しい漢字が出てきます。これは、「慣用読み」と呼ばれ、元々の読み方とは違う読み方でも、世の中に定着したために正しい読み方として認定されたものです。
したがって、完全に間違いというわけではありませんが、本来の正解は「ちょうふく」。プレゼンテーションなど、人前で何かを発表するようなシーンでは特に気をつけたいですね。
代替(だいたい)
代わりという意味の「代替」、あなたは「だいがえ」と読んでいませんか?
正しくは「だいたい」です。
例えば「代替機」がよくある使い方ですね。これは「だいたいき」と読むのが正解ですので覚えておきましょう。
「だいたい」という読み方は、おおよその意である「大体」と混同するため、わざと「だいがえ」と読む人もいます。しかし、その場合の表記は「代替え」となり、送り仮名が必要です。
早急(さっきゅう)
非常に急ぐことの意で「早急に対応します」とか「早急にご確認ください」などと使うことがありますが、これは「そうきゅう」「さっきゅう」どちらが正しいでしょうか?
実はこれ、「さっきゅう」が本来の正解です。今では「そうきゅう」と読む人の方が多いようで、慣用読みで「そうきゅう」も正解とされています。テレビのアナウンサーが「そうきゅう」と言っている例もあり、もしかしたら今後は「そうきゅう」の方が正しいと言う時代がくるかもしれません。