「了解しました」って、失礼なの!?実は間違っている敬語3つ
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ビジネスにおける会話では、誰もが敬語などに気を付けていると思いますが、自分でも知らないうちに間違った対応をしている人がたくさんいます。多くの人がやってしまいがちな「実は失礼な受け答え」をチェックしてみましょう。
「ご苦労様です」
先輩から「○○さん、ご苦労様!」と言われて、思わず「先輩もご苦労様でした」なんて返答していたら要注意。「ご苦労様」は目上の人から目下の人に対してつかう労いの言葉です。
「ご苦労様」が失礼な言い回しだと知っている人も多いので、あなたが普段からつかっていたら世間知らずな人だと思われてしまうかも!? ここは「先輩もお疲れ様でした」と返すようにしましょう。
「お世話様です」
普段お世話になっている方へご挨拶する時に、「いつもお世話様です」と言ったことはありませんか? 「お世話様です」は「ご苦労様です」と同じように目上の人に用いるのは不適切だとされています。
メールでの冒頭の挨拶でも「お世話様です」としている人がいますが、ここは「お世話になっております」と書くようにしましょう。毎回のことで癖になってしまっている人は要注意です。
「了解しました」
上司から指示を受けた時などに、分かりましたという意味で「了解しました」と返すことはないでしょうか? 「しました」と丁寧語にしていて問題ないようにも思えるので、うっかりやってしまいがちな間違いです。
「了解しました」は、ややフランクな印象を受けることに加え、目上の人に対してつかってはいけない言葉だと多くの先輩社員が知っているでしょう。失礼な人だと思われないように、この場合は「承知しました」や「かしこまりました」が適切でしょう。