障がい者向けおすすめ転職サイト・エージェント14選!転職成功のコツやサービスの選び方も紹介

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転職サイトやエージェントには、障がいをかかえる人への転職支援に特化したサービスがあります。当記事では、障がい者向けおすすめ転職サイト・エージェントを紹介します。

また、転職を成功させるためのポイントやサービスの選び方、転職が成功するまでの流れも解説。障がいをかかえており、転職を検討している人は参考にしてみてください。

障がい者の雇用状況

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障がいを持つ人の雇用状況は、近年増加傾向にあります。実際に、厚生労働省が公表するデータでは、民間企業での雇用状況が右肩上がりであるとわかります。

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出典:厚生労働省

そのため、事前に十分な準備をしたうえで転職活動に臨めば、希望どおりの条件で転職できる可能性もあります。転職を検討している場合、転職サイトやエージェントを活用して、転職活動の準備を行いましょう。

障がい者向けおすすめ転職サイト・エージェント14選

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1. LITALICO仕事ナビ

『LITALICO仕事ナビ』は、働くことに障がいを持っている人を支援する転職エージェント。障害領域専門のキャリアアドバイザーが利用者ひとりひとりにつき、希望に合った求人の紹介や書類添削、面接対策といったサポートを受けられます。

また、LITALICO仕事ナビには、公的サービスである「就労支援施設」が用意されています。就労支援施設とは、一定期間就労のトレーニングを受けられる施設のことです。「自分も働けるのだろうか」「人間関係がうまくいかない」といった場合には、まず就労支援施設を活用したうえで転職活動をするのも検討してみてください。

運営会社株式会社 LITALICO
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-312010
人材派遣事業

2. 障害者雇用バンク

『障害者雇用バンク』は、大手を含む転職エージェントやハローワークなどの求人も紹介してもらえる転職支援サービスです。会員登録は無料で、登録後はカウンセリングや求人紹介などさまざまな転職サポートを受けられます。

カウンセリングから内定後のサポートまでスマートフォン1つで完結させることも可能であり、都合のつく時間だけWEB面談を受けられます。障がいをかかえる人向けの転職サービスを探している場合は、障害者雇用バンクの利用を検討してみてください。

運営会社株式会社HANDICAP CLOUD
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-307858
人材派遣事業派13-306615

3. エージェント・サーナ

『エージェント・サーナ』は、障がいを持つ人の転職支援に特化しており、関東圏と関西圏の転職を主にサポートしてもらえる転職エージェント。一般的には公開されていない非公開求人も取り扱っており、担当のキャリアアドバイザーから希望に合った求人情報を紹介してもらえます。

関東圏や関西圏に住んでいる場合は、エージェント・サーナの利用を検討してみてもよいでしょう。

運営会社株式会社イフ
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-050105
人材派遣事業

4. BABナビ

『BABナビ』は、障害者手帳を開示したうえで就職または転職の活動を希望する人を対象に、障害者雇用枠専門の求人を紹介してもらえる転職サイト。キャリアカウンセラーからのサポートや求人検索のほかにも、企業からのスカウト機能もそなわっており、プロフィールを設定しておくだけでもスカウトによる転職を期待できます。

また、LINE無料相談が実施されているのもBABナビの特徴。転職に関するちょっとした不安もLINEから担当者に相談可能です。

運営会社株式会社 D&I
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-306397
人材派遣事業

5. atGP

『atGP』は、障がいをかかえる人の転職サポートのプロがマンツーマンで転職支援をしてくれる転職エージェント。転職相談から求人紹介、書類・面接対策までサポートを受けられるため、どのように転職活動を進めるのかがわからない人におすすめです。

また、スカウト機能があるのもatGPの魅力。求人を探し続けるだけでなくスカウトを待つことで、自分に合った転職先に巡り合える可能性があるため、障がいをかかえる人の転職にはatGPの利用がおすすめです。

運営会社株式会社ゼネラルパートナーズ
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-030101
人材派遣事業

6. アビリティスタッフィング

『アビリティスタッフィング』は、リクルートグループが運営する障がい者向けの転職エージェント。首都圏を対象にしており、正社員や契約社員、アルバイトの求人を紹介してもらえます。

アビリティスタッフィングに申し込んだ後は、オンライン面談で転職に関する相談が可能。今後のキャリアや転職に関する不安を伝えたうえで、それらのサポートを受けつつ転職活動を行えます。

運営会社株式会社リクルートスタッフィング
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-010249
人材派遣事業

7.Social Partners

『Social Partners』は、障がいをかかえる人の転職支援に特化した転職支援サイト。専門のコンサルタントと面談後、希望に合った求人を紹介してもらい、支援を受けつつ転職活動を行えます。

利用に際して費用はかからないため、まずはSocial Partnersの利用を検討してみるのもよいでしょう。

運営会社アデコ株式会社
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-010386
人材派遣事業

8. マイマイリンク

『マイマイリンク』は、自分らしく働くきっかけを作るをテーマとした、障がい者雇用専門の求人サイト。障がいをかかえる人の転職を支援するためのさまざまな情報を発信しているのが特徴です。

マイマイリンクに登録すれば、求人紹介だけでなく、転職活動やその後の就労のうえで役に立つ動画・記事の配信を確認できます。転職にあたってさまざまな不安がある場合、マイマイリンクに登録して転職支援を受けるのもよいでしょう。

運営会社株式会社スタートライン
有料職業紹介事業許可番号13-ユ‐306718
人材派遣事業

9. リコモス

『リコモス』は、主に首都圏の求人を扱う障がい者の就職・転職を支援する求人サイト。面接対策や求人紹介だけでなく、希望に合った企業のみ面接のオファーが届く「プライベートオファー」もそなわっています。

また、自分にマッチした職種や企業を診断できる「職業適性検査」「OAスキルチェック」があるのもリコモスの特徴。自分に合った職種がわからないという場合には、リコモスの利用を検討してみてもよいでしょう。

運営会社株式会社リコモス
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-310130
人材派遣事業

10. マイナーリーグ

『マイナーリーグ』は、障がいをかかえる人の就職・転職を支援する求人サイト。「強みや専門性を活かせる仕事を見つける」をテーマに掲げており、自分のスキルを発揮できる職種や企業を探したい人におすすめです。

応募前の企業に質問できるのもマイナーリーグの特徴。気になっていることを事前に直接相談したうえで、応募をするか否かを判断することが可能です。

運営会社株式会社Kaien
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-304643
人材派遣事業

11. ドム求人ナビ

『ドム求人ナビ』は、正社員・派遣社員を主に扱う障がいをかかえる人の転職を支援する求人サイト。就業期間や希望曜日・時間など、ライフスタイルに合わせた働き方ができる求人を紹介してもらえるのが特徴です。

「時短で働きたい」「短期間だけ働きたい」といった場合には、ドム求人ナビの利用がおすすめです。

運営会社株式会社ドム
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-080507
人材派遣事業派13-080323

12. クローバーナビ

『クローバーナビ』は、障がいをかかえる人のための就職情報サイト。障がいをかかえる人の採用に積極的な企業の求人が主に取り扱われています。

また、「合同面接会・就職フォーラム」が行われているのもポイント。入退場自由かつ無料で参加でき、転職に関する相談ができます。

運営会社株式会社ジェイ・ブロード
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-010991
人材派遣事業

13. DIエージェント

『DIエージェント』は、障害者手帳を開示して就職または転職をしたい人のための支援サービス。DIエージェントでは、希望している職種や企業への転職支援だけでなく、経験や経歴を踏まえた新たな可能性を提案してもらうことも可能です。

そのため、「転職の希望条件が定まっていない」「自分に向いている仕事がほかにあるかもしれない」と考えている人にもDIエージェントはおすすめです。

運営会社株式会社D&I
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-306397
人材派遣事業

14. エランシア

『エランシア』は、障がいをかかえる人の就職や転職の支援をする転職エージェント。利用者に担当のエージェントがつき、希望する条件に合った求人紹介だけでなく、レジュメ作成や面接サポートなど、転職を全面的にサポートしてもらえます。

ひとりひとりにエージェントがつくため、転職に不安がある場合、それを相談しながら転職活動が可能。相談しながら転職活動をしたい場合にはエランシアの利用がおすすめです。

運営会社株式会社エランシア
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-300049
人材派遣事業

障がい者の就労形態の種類

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障がい者の就労形態には、大きく分けて「オープン就労」「クローズ就労」の2種類があります。就労形態は自身で決めることができ、それぞれにメリットとデメリットがあります。

転職を検討している場合、自分に向いている就労形態を把握しておくとよいでしょう。

オープン就労

オープン就労とは、障がい者であることを公表したうえで就職をすることです。

オープン就労の場合は、一般枠だけでなく障がい者雇用枠で就職できます。障がいをかかえていることを公表して就職できるため、通院のために休暇をもらえたり、身体に負担のある仕事が免除される場合があったりするのがメリットです。

一方、障がい者雇用枠は一般枠よりも求人数が少ないのが一般的。そのため、自分の希望に合った求人を探すのに時間がかかる可能性があるのがデメリットといえます。

クローズ就労

クローズ就労とは、障がいがあることを公表せずに一般枠で就職することです。

公表せずに転職活動を行えるため、各種障害者手帳や診断書を提示する必要は基本的にありません。また、一般枠のほうが障がい者雇用枠よりも多いのが一般的であるため、自分の希望に合った求人に出会える可能性が高いといえます。

ただし、オープン就労のように業務上の配慮を受けられない可能性があるのがデメリットです。

障がい者向けの転職サイト・エージェントの選び方

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障がいをかかえている人が転職サイトやエージェントを利用する場合、下記の選び方を参考にしてみてください。

  • 障がい者の転職支援に特化しているサイトを選ぶ
  • 過去の転職支援の実績で選ぶ
  • 求人数で選ぶ
  • エリアで選ぶ

障がい者の転職支援に特化しているサイトを選ぶ

まずは、障がい者の転職支援に特化しているサイトを選ぶことが大切です。そのようなサイトであれば、障がいをかかえる人が転職をする際に必要なさまざまな支援を受けられるのが一般的です。

また、障がい者採用枠の求人が豊富であったり、知識豊富なキャリアカウンセラーに相談しながら転職活動ができたりといったメリットもあります。

障がいをかかえている人が転職をする際には、障がい者の転職支援に特化しているサイトを選んでみてください。

過去の転職支援の実績で選ぶ

抱えている障がいによって、転職を成功させるために必要な支援は変わります。抱えている障がいに応じて必要な支援を受けることで、希望に合った求人を見つけたうえで転職が成功する可能性が高まります。

そのため、過去の転職支援の実績を確認したうえで、自分と同じ障がいを持つ人の成功事例があるかどうかも調べておくとよいでしょう。

求人数で選ぶ

転職サイトやエージェントによって、取り扱っている求人数は変わります。求人数が多いサイトであれば、自分の希望に合った求人に巡り合える可能性が高まります。

そのため、障がい者の転職支援に特化しているサイトのなかでも、求人数が豊富なサイトを選ぶとよいでしょう。

エリアで選ぶ

転職サイトやエージェントによっては、特定のエリアだけの求人を扱っている場合もあります。

障がいをかかえている人が転職をする際には、全国対応または自分が行き来できるエリアに対応している転職サイトを選ぶとよいでしょう。

障がい者向けのサービスを活用して転職を成功させるためのポイント

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障がい者向けのサービスを活用する場合、転職を成功させるためのポイントを実践してみてください。

  • 転職に対する意欲の高さをアドバイザーにアピールする
  • 希望に合った求人情報が見つかれば可能な限り早く応募する
  • 複数の転職サイトやエージェントを活用する

転職に対する意欲の高さをアドバイザーにアピールする

転職エージェントは、サービスの利用者が採用に至った企業から報酬を得ています。そのため、採用に至る可能性が高い利用者であれば、積極的なサポートを受けられることも考えられます。

転職に対する意欲が高い利用者であれば、意欲の低い人よりも採用に至る可能性は高いと判断されるのが一般的です。つまり、転職に対する意欲の高さをアピールすることで、アドバイザーから積極的なサポートを受けられる可能性が高まるといえます。

転職に対する意欲の高さをアピールする方法には、下記が挙げられます。

  • アドバイザーからの連絡には可能な限り早く対応する
  • 転職に対する希望やビジョンを明確に伝える
  • 転職を成功させるために必要なことを積極的に質問して実行に移す

希望に合った求人情報が見つかれば可能な限り早く応募する

希望に合った求人情報があっても応募をしなければ、ほかの人が採用に至ってしまい、求人掲載が終了してしまう可能性もあります。

希望に合った求人情報が見つかった際は、可能な限り早く応募することが大切です。

複数の転職サイトやエージェントを活用する

転職支援サービスを複数利用することで、一つのサービスを利用するよりも多くの求人情報を紹介してもらえるため、希望に合った求人に巡り合える可能性が高まります。

また、複数の担当者からアドバイスを受けられるのもメリット。完全無料の転職支援サービスもあるため、まずはそのようなサービスを複数活用してみるとよいでしょう。

障がい者向けのサービスの活用から転職するまでの流れ

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障がい者向けのサービスの活用から転職するまでの流れは、大まかに下記のとおりです。

  1. 利用する転職サイトを決めて会員登録をする
  2. 自分に合った求人を紹介してもらい応募をする
  3. 必要書類を提出し選考に進む
  4. 面接を受ける
  5. 内定が出れば現会社の退職、入社手続きをする

まずは転職サイトを決めて、そのサイトから会員登録を行います。転職サイトやエージェントは無料で利用できるのが一般的であり、複数のサイトを活用することが転職成功のポイントであるため、複数の転職サイトやエージェントに会員登録をしておくとよいでしょう。

会員登録後は自分の希望を伝えたうえで、それに合った求人を紹介してもらえます。気になった求人には可能な限り早く応募をすることがおすすめです。

応募の後は必要書類を提出したうえで面接を受けます。転職エージェントであれば、書類添削や面接対策をしてもらえるのが一般的であるため、それらに不安がある場合は障がい者向けの転職エージェントを利用するとよいでしょう。

内定をもらえれば現会社の退職手続きをしたうえで入社となる流れです。

障がい者向けの転職サイトを活用して転職を成功させよう

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転職サイトやエージェントには、障がいをかかえる人への支援に特化したサービスもあります。そのようなサービスであれば、障がいをかかえる人が転職をする際に必要なさまざまな支援を受けられるのが一般的です。

なお、障がい者の就労形態は、大きく「オープン就労」「クローズ就労」の2種類に分けられます。それぞれ異なる特徴があるため、自分に向いている形態を選んだうえで、障がい者向けの転職サイトを活用してみてください。

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